東北にいる叔母が亡くなりお葬式にいくのですが、葬儀後の法事の宴席にも出てくれ、と言われました。お包みは別に用意したほうがよいのでしょうか。(55歳男性)
A
私の個人的な体験をお話ししたいと思います。先日、宮城県に住む母方の叔父が死に葬式に行ってきました。まず自宅に行き、自宅の祭壇に香典を出しました。葬式の行われた寺にその後行ったのですが、受付で出さなかったもので、皆の受け取る引き物は受け取りませんでした。葬式後に納骨し、寺で法事の宴席となりましたが、そこに受付が置かれ、一般のお客は葬式とは別に香典を包み出していました。私は別に包みを用意していなかったのですが、親族ということで咎められることはありませんでした。 地域により習慣は異なり、宴席は遺族側のお礼の席だからと別に包みを受け取らないところもあります。 宴席に招待された人は、別に包まないが、その費用分1〜2万円を本来の香典に加算して包むということは一般によく行われます。私もそうしましたが、その地では別に包む人が多かったようです。 東北地方や新潟・長野等は宴席が大掛かりなことが多く、料理や引き物も立派ですから、その席に招待されたならば、その費用分を考慮して香典を包むことは遺族への配慮になります。 一緒に包むか別に包むかは、その地域により異なりますので、知りたければ、施行する葬儀社に習慣を尋ねるとよいでしょう。 但し、親戚の場合には、別に包むところを一緒に包んだからとて特に問題が起こるわけではありません。
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